篠山情報

篠山市が丹波篠山市になった

篠山市

兵庫県篠山市は2019年5月1日令和元年に丹波篠山市になりました。
まさか自分たちが関係している場所で、そんな騒動が起こる事になるとは予想もしていませんでした。
ではどうしてそのような騒動が起きたのか、そして今はどうなっているのかを書いていきます。

全国的にニュースになるほどの騒動に

普段丹羽篠山市はとても静かな街です。
私たちが初めて訪れたときにはすでに篠山市になっていましたが、実は1999年にも合併騒動が起こっていました。

当時、総務省(旧自治省)が旗振りをして市町村の合併が急速に行われ、篠山町・今田町・丹南町・南紀町の多紀郡4町が合併して篠山市になりました。

しかし5年後にお隣の氷上郡柏原町・氷上町・青垣町・春日町・山南町・市島町の6町が合併し丹羽市が登場しました。

 

どうして市名を変えるまでになったのか

元々「丹波篠山」「篠山」ブランドを作り上げてきた篠山市ですが、お隣の丹波市を丹波篠山と誤認する観光客が増加していったことで観光客が流れて行ってしまいました!!

経済的な損失は計り知れないものでした。

かく言う私も丹波市と篠山市、そして丹波篠山はごっちゃになってました〜〜。

さらに長い年月をかけて築いてきたブランドでしたが、兵庫県から「丹波篠山」とはどこを指すのかが曖昧で「篠山」と表示するべきではと指導まで来るようになってしまいました。

テレビなど報道でも「丹波黒豆収穫」と言いながら丹波市が映っていたり、ガイドブックの表紙は「丹羽・篠山」と表示されると大混乱。

かくして住民投票までしての市名変更へと進んでいったのです。

市名が変わってどうなった

どっちでもいい!このままでも困っていない!そんな意見も起こり、賛否は別れる中での市名変更でしたが、令和元年に「丹波篠山市」となりました。

市名が変わることで住民基本台帳のシステム変更や住所変更などはありましたが、全国的にニュースになったことでふるさと納税の増加や移住相談も増えているようです。

1番話題になっていた観光の方はじわり増だとか。

元々、都会からのアクセスが良い、食べ物が美味しい、空気が良くてのんびりできる。いいことが多い場所。
良さに気がついた方はまた訪れていただけることでしょう。

まとめ

令和元年に丹波篠山市に改名した篠山市。
これからは丹波篠山と言う名前にふさわしい魅力ある街となっていくことでしょう。
私たちも丹波篠山の魅力を見つけ楽しむことで応援していきたいと思います。
是非一度訪れてみてください。きっと丹波篠山が好きになります。